コンクリート床ひび割れ修繕しています
大規模集合住宅の床面にひび割れがあり
修繕工事を行いました
防水が施工してあるので一見わかりづらいですが
防水層を撤去すると幅4㎜を越えるひび割れがありました
開放廊下の床面ですのでひび割れから水が侵入し、凍害の影響を受けます
氷の比重はおよそ0.92ですので1割弱ほど氷になる過程で体積が大きくなります
これはひび割を広げ、さらに内部の鉄筋を腐食させ構造物の強度を失わせて行きます
このいわゆる「凍害」が構造物を劣化させる大きな要因の一つとなっています
修理方法はいろいろありますが
今回はコニシボンドシリンダー工法でひび割れへの注入を行いました
専用の器具を使いひび割れ内部へエポキシ樹脂を注入します
樹脂の完全硬化を確認後、器具を全て撤去し
ウレタン防水材を再施工しました
あとは仕上げ塗装を行えば完了です
これで雨や雪が吹き込んでも耐えられる床面となります
建物を塗装することも重要ですが
その前の下地を修理することはさらに大事な工程です
下地の修理や修繕もニシムラ塗装へご相談下さい
美しい家・きれいな街並みを創るプロ集団
株式会社 ニシムラ塗装
