出来るだけ安くしてほしい。これは当たり前の人間心理ですよね。
何か買い物をするときに出来るだけ安く買い物したい。ごくごく当たり前の事です。
そして私達、塗装業者側も出来るだけお安く塗装工事を提供したいと考えております。
ただあまりにも安いと、とても安いと思うけど工事品質は大丈夫?手抜きされない?シンナーで薄めるんじゃない?と
不安になったり価格についてはとても悩む所だと思います。
お客様としては値段は出来るだけ安く、そして工事品質が高い業者をお客様は望んでいるんだと思います。けして安かろう悪かろうを望んではいないですよね。
怪しいセールストーク
色々な安く思わせるセールストークがあります。
例えば キャンペーン中だから足場代金サービス
隣で塗装工事しますから足場代金サービス
限定何棟キャンペーン
などです。確かに魅力的なキャッチコピーではありますが、本当にサービスでやってくれるでしょうか?
その足場の部材はタダだったのでしょうか?足場をかけた人に給料を払わないのでしょうか?
もちろんそんな訳にはいかないと思います。足場部材は購入したものでしょうし足場を保管したりメンテナンスしたり色々な費用が掛かります。
また足場をサービスで工事請け負ったから足場分の給料はサービスしてね。なんて事にもならない訳です。
つまり塗装工事のどこかに足場代金が含まれている。そう考えるのが自然ではないでしょうか。
また 他社より50万円安くなりました。
他社より30万円安くなりました。
これもネットやチラシでよく見かける売り言葉です。
塗装工事の費用で大きく左右するのは人件費と塗料は何を使うかです。
人件費=塗回数や下地にかける労力、そして職人のスピードなどで大きく変わってきます。
材料費=ウレタン、シリコン、フッ素、機能性塗料何を使うかで何十万円も変わります。
うちは問屋から大量一括仕入れだから安く材料買えるから安くします。なんかもよく聞きます。
しかし実は同じ塗回数で同じ下地処理で同じ塗料だと実際そんなに価格に開きが出ないのが現実です。
塗料は半製品です。知識のある熟練の職人が既定の希釈で、既定の膜厚を塗って初めて製品となる為、工事価格も大事ですが
本当に良質な工事をしてくれるか?ここが1番のポイントです。
オーバートークやセールストークに惑わされず、逆にオーバートークやセールストークを使わない人の方が今の時代、信用できるのかもしれませんね。